たくさん揃えたキャンプ道具、どこに収納しよう。キャンプにハマると困るのが、自宅の収納です。キャンプ道具は、大きいモノも多く、量もあります。そこで、マンション住まいでも出来る、自宅の収納力UP術を紹介します。
私も過去にネットで調べて色々試しましたが、下記の方法は効果がありませんでした。
- キャンプ道具を自宅でも使う
- ベランダを活用する
- DIYで棚をつくる
- コンパクトな道具を揃える
- クルマに積んでおく
結局、私は独自に考えた方法に落ち着きました。そちらを紹介します。この記事の最後に、効果がなかった方法を、理由とあわせて紹介します。参考までに。
- 自宅の収納力UP術
- 自宅収納のコツ
- 便利グッズの紹介
この記事を書いている私は、キャンプ道具よりも収納を多く所有する収納マニアです。収納の設計を本業にしているので、収納について多少詳しいです。
自宅の収納力UP術
私の収納力UP術は、つぎの3種類の収納のいずれかを使います。
- 棚
- 収納ボックス フタ付き
- 収納ボックス フタ無し
※カゴやコンテナでもOK
選び方
選ぶ基準① なにを収納するか。
3種類の収納には、それぞれ長所短所がありますので、適しているモノを選びましょう。まず最初に、何を収納したいか。それは大きいモノでしょうか。数は多いでしょうか。
大きいモノ(ハイチェアやテーブル)は、収納ボックスには入りませんので棚を使いましょう。収納ボックスに入るくらいのサイズなら、収納ボックスでも棚でも好きな方を選べます。
選ぶ基準② どこに設置するか。
キャンプ道具は砂や汚れが付着しているので、部屋が汚れやすいです。キャンプで使ったら、毎回きれいにする必要があります。
それが面倒なら、玄関にキャンプ道具を収納しましょう。玄関は自宅の中で唯一、汚れが許容される場所(と思っています)。汚れを気にせず、玄関におくだけで片付け完了。玄関をつかえない場合は「収納ボックス(フタ付き)」を使いましょう。フタ付きなので、汚れた道具を入れていても、部屋が汚れません。ボックスの外側さえ、きれいにしておけばOKです。
3種類の方法を比較して、自分に合った方法を選びましょう。
棚 | ボックス フタ付き | ボックス フタ無し | |
---|---|---|---|
収納力 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
値段 | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
荷物の取り 出しやすさ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
キャンプで も使えるか | × | ○ | ○ |
適している 設置場所 | ・玄関 | ・部屋 ・玄関 | ・玄関 |
詳細
棚
私は「メタルラック」という棚を使っています。棚の枚数や高さを、自由に決められる構造になっています。あとから収納するモノを変更する場合も便利です。金属製なので、丈夫です。サイズが豊富なので、自宅のスペースに合わせて大きさを選べます。自宅のスペースをムダなく活用しやすいです。
収納ボックス フタ付き
キャンプに、そのまま持っていけます。よく使う道具を入れっぱなしにすれば、荷造りが楽になります。収納ボックスを徹底解説した記事はこちら。
収納ボックス フタ無し
キャンプに、そのまま持っていけます。よく使う道具を入れっぱなしにすれば、荷造りが楽になります。
収納ボックスとあわせて使うと便利
家用の台車があれば、重たいキャンプ道具もすいすい運べます。僕が使っているのは無印良品の「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」です。家の中に台車はいらないと思っていましたが、腰痛の私には、いい買い物でした。収納ボックスを簡単に運べて、身体への負担が軽減されます。動かすときも静かで、下の階に音が響くこともありません。
まとめ
今回紹介した方法は、収納を買う必要があります。収納ボックスの場合は、キャンプでも使えるのでオススメです。
部屋のすみっこが、収納スペースに早変わりします。自宅のスペースを有効活用して、収納不足を解消しましょう!
【参考】効果がなかった方法
参考までにネットで調べて試したけど、効果のなかった方法を理由と併せて紹介します。
キャンプ道具を自宅でも使う
キャンプ用のイスやテーブルを自宅で使えば、収納スペースがいりません。しかし、僕は家具をすでに持っていたので、効果がありませんでした。キャンプ道具が家でも使えそうなら使ったらいいと思いますが、自宅の収納力の解決にはなりませんでした。マネできる人が限られる方法という印象です。
ベランダを活用する
キャンプ道具を、ベランダで保管する方法です。ベランダを使えば部屋は広くなりますが、気温差や湿気で布製のキャンプ道具は痛む可能性があります。また、マンションのベランダは緊急時に避難経路になる場合もあるため、通路を塞ぐのはNGです。私の家のベランダは狭いし、大切なキャンプ道具を外におくのは抵抗がありました。
DIYで棚をつくる
DIYなら収納するモノにあわせて、収納を自由につくれます。壁にボードをはりつけたり、棚をつけるのはオシャレで憧れます。ただしマンションだと、壁に穴をあけることはできません。DIYが得意な方ならいいですが、道具を揃えたり手間がかかったりとハードルは高めです。
コンパクトな道具を揃える
コンパクトな道具は、収納を減らせます。キャンプに持っていく荷物も少なくできて、一石二鳥です。ただし収納スペースを取るからと言って、簡単に買い替えられません。金銭面+愛着のある道具を手放すのは難しいです。キャンプ道具を買うときは、コンパクトさを気にしてみてもいいかもしれませんが、これは根本的な解決策にはなりません。
クルマに積んでおく
クルマにキャンプ道具を積んでおけば、キャンプの行き帰りが楽ですが、オススメできません。気温差や湿度が影響して、テントなどの布製品は劣化します。ガスボンベは、車内の高温に晒されると危険です。大切なキャンプ道具はちゃんと自宅で保管しましょう。
色々調べて自分に合った方法を探しましたが、自宅の収納力を解決できる方法が見つけられませんでした。