ペグケースは種類が多くて、どれがいいか選べない…
そんなあなたに、ペグケースを12個買っちゃった僕から選び方をアドバイス!
ペグケースの選択は地味に重要。選択をミスると設営がサクサク進みません…
僕は日本一、収納をたくさん持っているキャンパーです(自称
たくさんペグケースがあるので、収納できるペグの長さを測ってみたり、無理やりペグを入れたら何本入るか試したり…(暇やな
それぞれのペグケースの”あかんところ”も、ハッキリお伝えします。
つまり他にない情報がモリモリです!
ペグケースを始めて購入するあなたの不安が解消できます。
キャンプのスタイル別(ソロorファミリー)におすすめを厳選しました!
お気に入りを見つけましょう!
30秒でわかる、ペグケース選びの手順
ペグケース選びはとっても簡単。
まずは、あなたが持ってる「ペグの長さ」と「本数」をチェックしましょう。
ステップ①
ペグケースに収納できる限界の長さを確認
例.~30cmまで
ステップ②
ペグケースに収納できる本数を確認
例.金属ペグ ~22本まで
ステップ③
ステップ①②で、あなたのペグが収納できるペグケースを絞ります。
その中から気に入ったものを選びましょう。
ペグの取出しやすさ(利便性)、頑丈さ、コスパを★3満点で評価したので参考にしてみてください。
12個持ってる僕が選ぶ、ガチでおすすめのペグケース
ちなみに僕はソロでもファミリーでもキャンプします。バイクでもジムニーでもマイクロバスでもキャンプします。
(バイクは2年乗ってないけど…)
初キャンプは生後6か月と年齢=キャンプ歴のアラサーです。詳しい自己紹介
そんな僕がおすすめを紹介します!
ペグケースのスペック一覧
僕が持っている12個のペグケースでいろいろ検証しました。
表にまとめたので、ご自身にあったペグバッグを見つけましょう!
画像 | 名称 | 収納力 | 評価項目 | 詳細情報 | 購入 | 備考 | ||||||||
ペグ長さ | 金属ペグ | プラペグ | 利便性 | 頑丈さ | コスパ | 素材 | 形状 | 価格(税込) | ||||||
YOGOTO ロールケース | ~30cmまで | ~20本まで | 収納不可 | ☆☆☆ | ★★★ | ★★★ | 帆布 | ロール型 | 1,880円 | Amazon | Yahoo! | |||
キャンピングムーン ペグ収納ケース B-135 | ~30cmまで | ~20本まで | 収納不可 | ☆☆☆ | ★★☆ | ★★★ | 帆布 | ロール型 | 2,050円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | ||
オレゴニアンキャンパー ペグキャリー30 | ~30cmまで | ~20本まで | ~9本まで | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ポリエステル | 封筒型 | 1,760円 | 楽天 | Yahoo! | ソロキャンパー おすすめ第2位 | ||
ロゴス ペグハンマーBOXポーチ | ~30cmまで | ~29本まで | ~16本まで | ★☆☆ | ★★☆ | ★★☆ | ポリエステル | 着用型 | 2,480円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | ||
トラスコ中山 ツールボックス | ~30cmまで | ~45本まで | ~20本まで | ★☆☆ | ★★★ | ★★★ | スチール | ボックス型 | 1,650円 | Amazon | ||||
コールマン ペグケース | ~30cmまで | ~70本まで | ~35本まで | ★★★ | ★★★ | ★☆☆ | コットン キャンバス | ボックス型 | 4,780円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | ファミリーキャンパー おすすめ第3位 | |
スノーピーク ペグケース | ~40cmまで | ~24本まで | ~8本まで | ★☆☆ | ★★☆ | ★★★ | ナイロン | 封筒型 | 2,200円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | ソロキャンパー おすすめ第3位 | |
アソビト ペグケース | ~40cmまで | ~35本まで | ~16本まで | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | 帆布 | 封筒型 | 1,980円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | ソロキャンパー おすすめ第1位 | |
オレゴニアンキャンパー ラージマウスペグバッグ | ~40cmまで | ~45本まで | ~22本まで | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ポリエステル | ボックス型 | 3,300円 | 楽天 | Yahoo! | ファミリーキャンパー おすすめ第1位 | ||
アソビト ツールボックスM | ~40cmまで | ~105本まで | ~30本まで | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | 帆布 | ボックス型 | 5,390円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | ファミリーキャンパー おすすめ第2位 | |
スノーピーク マルチコンテナM | ~40cmまで | ~105本まで | ~30本まで | ★★★ | ★★★ | ★☆☆ | 帆布 | ボックス型 | 6,490円 | 楽天 | Yahoo! | 大容量 おすすめ第2位 | ||
YOGOTO ペグ収納マルチコンテナ | ~40cmまで | ~105本まで | ~45本まで | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ポリエステル | ボックス型 | 2,380円 | Amazon | 楽天 | Yahoo! | 大容量 おすすめ第1位 |
ソロキャンパーにおすすめのペグケース3選!
「ソロテント+タープ」の想定で、最低でも16本のペグが必要になります。
16本程度を収納するのに、おすすめのペグケースを3種類厳選しました。
第1位 アソビト ペグケース
収納できる ペグの長さ | 40cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 35本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 16本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 1,980円 |
素材 | 帆布 |
ペグの取り出しやすさ | ★★☆ |
---|---|
頑丈さ | ★★★ |
コスパ | ★★★ |
40cmまでのペグを収納できます。
普段50cmのペグを使う人は少ないと思うので長さは心配ありません。
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
プラスチックペグはかさばるので、出し入れしにくい印象です。
30cm程度のペグなら入口の近くにスペースができるので、ロープや雑巾をつっこむこともできます。
ペグの先端が当たる底は布が2重になっていて頑丈です。
もともと頑丈な「帆布」という生地なので、安心して長く使えます。
第2位 オレゴニアンキャンパー ペグキャリー30
収納できる ペグの長さ | 30cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 20本 (ハンマー含まない※) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 9本 (ハンマー含まない※) |
価格(税込) | 1,760円 |
素材 | ポリエステル+ビニル |
ペグの取り出しやすさ | ★★☆ |
---|---|
頑丈さ | ★★☆ |
コスパ | ★★★ |
※ハンマーはペグケースの裏面に固定。
30cmまでのペグを収納できます。
15cm~20cmの短いペグを収納するなら最適のペグケースです。
小さめのペグケースなので、かさばるプラスチックペグには向いていません。
ちなみにハンマーは裏面のバンドで固定します。
スペースの余裕がないので、雑巾を入れただけで上の写真のようにパンパンです。
内側はビニル加工で汚れを弾きます。
頑丈さは普通です。
裏面のハンマーの固定はゴムのバンドなので、金属用のハンマーを付けると重力に負けて”だらーん”と下がっちゃいます。残念ポイント!
第3位 スノーピーク ペグケース
収納できる ペグの長さ | 40cmがピッタリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 24本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 8本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 2,200円 |
素材 | ナイロン |
ペグの取り出しやすさ | ★☆☆ |
---|---|
頑丈さ | ★★☆ |
コスパ | ★★★ |
40cmまでのペグを収納できます。
スノーピークのペグケースなので「ソリッドステーク」と相性抜群!
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
プラスチックペグは8本しか入らないので、他のペグケースをおすすめします。
スペースの余裕がないので、雑巾を入れるだけで一苦労です。
内側はビニル加工(?)で汚れを弾きます。
頑丈さは普通です。
ファミリーキャンパーにおすすめのペグケース3選!
「ツールームテント+タープ」の想定で、32本程度ペグが必要になります。
32本程度を収納するのに、おすすめのペグケースを3種類厳選しました。
第1位 オレゴニアンキャンパー ラージマウスペグバッグ
収納できる ペグの長さ | 40cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 45本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 22本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 3,300円 |
素材 | ポリエステル+ビニル |
ペグの取り出しやすさ | ★★★ |
---|---|
頑丈さ | ★★★ |
コスパ | ★★★ |
40cmまでのペグを収納できます。
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
金属ペグは僕が持っているペグ(35本)を全部入れてもまだ10本くらい入る余裕がありました。
プラスチックペグも20本収納しましたが、あと2本くらい追加できそうです。
外にも内にも小物を入れることができます!
ロープや雑巾を分けて収納できるので便利!
内側はビニル加工で汚れを弾きます。
頑丈さは普通です。
第2位 アソビト ツールボックスM
収納できる ペグの長さ | 斜めにしたら 40cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 105本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 30本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 5,390円 |
素材 | 帆布 |
ペグの取り出しやすさ | ★★★ |
---|---|
頑丈さ | ★★★ |
コスパ | ★★☆ |
40cmのペグは斜めにしてギリギリ入ります。
ほんとにギリギリなので、40cmのペグをお使い方は他のペグケースを選んだ方が無難です。
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
金属ペグは僕が持っているペグ(35本)を全部入れてもまだ70本くらい入りそうでした。
プラスチックペグも20本入れましたが、まだ余裕があり追加で10本ほど収納できそうでした。
フタの裏にポケットがあり、ロープや雑巾も収納OK!
厚手の帆布で、非常に頑丈です。
ペグの先端がグリグリ押し付けると、布に跡は付きますが破れる気配は全くありません。
第3位 コールマン ペグケース
収納できる ペグの長さ | 30cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 70本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 35本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 4,780円 |
素材 | コットンキャンバス |
ペグの取り出しやすさ | ★★★ |
---|---|
頑丈さ | ★★★ |
コスパ | ★☆☆ |
30cmまでのペグを収納できます。
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
金属ペグは僕が持っているペグ(35本)を全部入れても、まだ追加で35本くらい入りそうでした。
プラスチックペグも20本入れましたが、まだ余裕があり追加で15本ほど収納できそうでした。
フタの裏にポケットがあり、ロープや雑巾も収納OK!
頑丈な「帆布」なので、ペグの先端が刺さっても問題なし。
もっとデカいのが欲しい方におすすめのペグケース2選!
第1位 YOGOTO ペグ収納マルチコンテナボックス
収納できる ペグの長さ | 40cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 105本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 45本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 2,380円 |
素材 | ポリエステル |
ペグの取り出しやすさ | ★★★ |
---|---|
頑丈さ | ★★☆ |
コスパ | ★★★ |
40cmまでのペグを収納できます。
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
金属ペグは僕が持っているペグ(35本)を全部入れてもまだ70本くらい入りそうでした。
プラスチックペグも20本入れましたが、まだまだ余裕があり追加で25本ほど収納できそうでした。
フタの裏にポケットがあり、ロープや雑巾も収納OK!
左右にも小さいポケットがついているので収納力抜群です。
ポリエステルなので帆布ほど頑丈ではありませんが、金属ペグが当たっても破れそうな気配はありません。
第2位 スノーピーク マルチコンテナM
収納できる ペグの長さ | 40cmがギリギリ入る |
---|---|
金属ペグ 収納できる本数 | 105本 (ハンマー込み) |
プラスチックペグ 収納できる本数 | 30本 (ハンマー込み) |
価格(税込) | 6,490円 |
素材 | 帆布 |
ペグの取り出しやすさ | ★★★ |
---|---|
頑丈さ | ★★★ |
コスパ | ★☆☆ |
40cmまでのペグを収納できます。
金属ペグとプラスチックが何本ずつ入るか試しました。
金属ペグは僕が持っているペグ(35本)を全部入れてもまだ70本くらい入りそうでした。
プラスチックペグも20本入れましたが、まだ余裕があり追加で10本ほど収納できそうでした。
フタの裏にポケットがあり、ロープや雑巾も収納OK!
頑丈な帆布に加えて、布の中に固い板が入っているのでとっても頑丈です。
まだ購入して半年ですが、安心して長く使用できそうな感じがびんびんです。
買ってはいけないペグケースとは?
おすすめのペグケースを紹介しました。
逆に買ってはいけないペグケースとは、どんなペグケースでしょうか?
ペグケースの種類ごとの特徴を交えつつ、避けた方がいいペグケースを解説します。
素材 | 形状 | おすすめ度 |
---|---|---|
ソフト | ボックス型 | ◎ |
封筒型 | ○ | |
ロール型 | ✕ | |
身につける型 | ✕ | |
ハード | ボックス型 | △ |
ぶっちゃけ×の商品は避けた方が無難です。
おすすめは、
ソフト素材×ボックス型
ソフト素材×封筒型 です。
ソフトVSハード
素材はソフトとハードの2種類あります。
比較してみましょう。
ソフト素材 ◎
ソフト素材とは、帆布(はんぷ)やポリエステルなどの布のこと。
軽くて扱いやすいので、ペグケースはソフト素材が主流です。
ただし、ネットでの購入は注意が必要です。
特にノーブランドの商品ですが、布がペラペラで耐久性がない粗悪品も紛れています。
(この記事で紹介してる商品は大丈夫)
強度が心配な方は、特に分厚くて頑丈な「帆布」を選ぶと安心です。
ハード素材 △
ハード素材とは、金属のこと。
金属は汚れに強く、強度も高いところは優れています。
ただし、ペグを入れると「ガチャガチャ」とうるさいのがマイナスポイント。
重さもソフト素材には劣ります。
ハード素材のペグケースはほとんど種類がありません。僕もハード素材のペグケースは12個中1個しか持っていません。
結果 ソフト > ハード
ソフト素材でも十分に強度があるので、鍛造ペグなど重たいペグをを入れてもOK。
軽くて扱いやすい「ソフト素材」がペグケースの素材としては優れています。
形状のアレコレ
形状は4種類あります。
封筒型 ○
封筒型は、シンプルな形状でコンパクト。
値段も安い傾向にあります。
収納本数が少ないペグケースは封筒型がメジャーです。
注意としては、口が狭いので太いプラスチックペグとは相性が悪いです。
ボックス型 ◎
ボックス型は、ペグが取り出しやすいのが魅力!設営がサクサク進みます。
入れられるペグの本数も多いので、ファミリーキャンパーさんにピッタリ。
ペグやハンマーの他にロープや雑巾なども余裕をもって収納できます。
サイズが大きくスペースを取るので、ペグが少ない方にはおすすめしません。
ロール型 ×
かっこいい、憧れる。
何本入っているかチェックしやすいので、ペグを置き忘れる心配なし。
ただし、実用性は劣っていると言わざるを得ない。
- 太めのペグや曲がったペグは収納できない場合あり。
- ペグの頭を片方に固めると、片側だけ膨らんできれいに巻けない。
- ペグを出入れするには、ケースを広げる必要あり。面倒。ケース汚れる。
- ペグの汚れを1本1本きれいにしないと、ペグケースがすぐに汚れる。
つまり、めちゃ手間がかかる。
めんどくさがりの僕とは相性×
身に着ける型 ×
おもしろいアイデア、試してみたくなる。
使ってみたら「イマイチ」
金属ペグを入れると、重すぎて・・・
腰にダンベルつけている感じ。笑
ペグを抜いて回収する時(撤収時)は汚れたペグをそのままバッグに入れるわけにはいかないから、設営でしか役に立たない。
結果 ボックス > 封筒 > その他
辛辣なことも書きましたが、これが正直な感想です。
結論
ソフト素材×ボックス型
ソフト素材×封筒型 が最強!
この記事でおすすめしているペグケースは全部コレ↑です。
ペグケースはホンマに必要?
プラスチックペグを入れるなら、テントやタープを買ったときに付いてきた収納袋でもいいと思います。
ただし、金属のペグを使うならやはりペグケースがほしいところ。
付属の収納袋はプラスチックペグ用なので、重たい金属ペグを入れると突き破る可能性があります。
ペグが飛び出して、テントやタープを傷つけてしまうと取り返しがつきません。
頑丈なペグケースで、荷物を守る必要があります。
設営の効率化も見逃せないポイントです。
テントとタープのペグを別に収納していると、設営や片付けの効率が悪いです。
ペグケースがあれば1箇所にまとめられるので、荷物もすっきり&設営スピードもグーンと上がります。
プラペグに命を救われた話
キャンプに慣れてくると、鍛造ペグが欲しくなるもの。
鍛造ペグは重さを除けば、貫通力があり、かっこよく、ペグの形状もシンプルなのでかさばらず、サイコー!!って感じで使いまくってました。
でも、どんな時も鍛造ペグがいいわけじゃなかったんです。
2020年7月の3連休で長野県伊那市の「鹿嶺高原キャンプ場」に行ったときのこと。
1週間前から当日の天気は雨予報。
でも久々のキャンプ、どうしても行きたくて雨天決行。
幸運にも、キャンプ場に着く頃には雨は弱まっていました。
「今のうちに急いでタープを張ろう。」
お気に入りの鍛造ペグを取り出して、いざ設営!
・・・
異変に気づきます。
連日の雨で、ペグが手で押し込めるほど地面がゆるくなっていました。
ペグを打っても簡単に抜けて、タープが崩れます。
ペグを打ち直しても、また抜ける。
いくらやっても、この繰り返し。
さすがに焦ってきます。
「なぜ?鍛造ペグは万能はず?」
ググると「ゆるい地面には面積の広いプラスチックペグがいい」とのこと。
プラペグって初心者用じゃなかったんや・・・
必死に荷物を漁ると、無造作に入れられたプラペグが見つかりました。
鍛造ペグを買ってから出番がなく、今回も持ってくるつもりはなかったのになぜか入っていました。
確かにプラペグは、ゆるい地面でも安定感がありました。
その日は雨も収まったので、ペグのことはすっかり忘れてキャンプ楽しみました。
夜中、テントに打ちつける雨の音で目を覚まします。雨が強まっていました。
真っ暗な中で感じる雨の音や風の音は、なんとも表現できない怖さがありました。
人里離れた高原というのも不安な気持ちに拍車をかけます。
「テントやタープが倒れたらどうしよう」
そんな不安を抱えて、夜を過ごしました。
朝方になると雨も弱まりました。
テントはなんとかもちました。
気がかりのタープを確認すると形は崩れていたものの、ペグはしっかり刺さっていました。
危なかった。プラペグがなかったらどうなっていたことか・・・
不安な中、夜を過ごした僕にはプラペグに命を助けられた気がしました。
つまり!!
地面の状態により、適切なペグはぜんぜん違います。
キャンプ場の地面の状態がわからないときは、念の為プラペグを持参しましょう。
普段金属ペグを使っている人は、非常用にプラペグも用意しておくと安心です。
(ペグケースも2個必要ですね!!←)
冗談抜きでテントやタープは確実に設営できていないと、思わぬケガやトラブルにつながる可能性があります。
たかがペグ、されどペグ(ケース)
少し荷物は増えるけどペグケースに入れればスマートに持ち運べるし、テントやタープが立てられなかったらキャンプを楽しむどころではないですからね。
ペグとペグケースをしっかり揃えて、キャンプを安全快適に楽しみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!