読者さまへ ひとつお願いがあるのですが、あなたの過去のキャンプを思い返していただけませんか?
キャンプ中に、道具が壊れてしまった!そんな経験はありませんか。
この記事では、頑丈で耐久性がある「スタッキングコンテナ」をご紹介します。安心してガシガシつかえる収納です。
どうも!収納大好き、らぼちょーです。もともとは業務用なので、耐久性はお墨付きです!詳しくは、メリットの項目で解説します。
▼この記事の登場人物
らぼちょー | 収納をたくさん買う人 キャンプ歴=年齢 | |
むーさん | キャンプ歴3年 夫の収納収集癖に呆れ気味 | |
コンテナくん | コンテナの妖精(?) 収納について教えてくれる |
まずはメリット・デメリットを簡単に紹介するよ!詳しくは後ほど説明するね。
メリット
頑丈なので、安心してつかえます。
安定感があるので、荷崩れしにくいです。
デメリット
持ち手にクセがあります。
天板の値段が高すぎます。
商品概要
外観
金属の棒は回転します。可動範囲は、上の写真の通りです。
棒を回転させてスタッキングしたり、コンパクトに重ねたりできます。
金属の棒は、持ち手にもなります。
コンテナのふちを持って運ぶこともできます。
出典:UNBY GENERAL GOODS STORE
38Lと57Lは、サイズはちがいますが、積み重ねができます。
スペック
モバイルは、左スライドで全表示できます👆
▼ スペック一覧 | |||
品番 | HB-25 | HB-42 | HB-59 |
---|---|---|---|
容量 | 19L | 38L | 57L |
価格(税抜) | 3,600円 | 4,500円 | 6,000円 |
色 | ■ ■ | ■ ■ | ■ ■ |
重さ | 1.68kg | 2.25kg | 2.80kg |
耐荷重 | 10kg | 20kg | 20kg |
外側サイズ(cm) | 45.7×34.6×20.2(高さ) | 54.1×44.5×22.9(高さ) | 54×44.5×32.5(高さ) |
内側サイズ(cm) | 37×26.7×17.2(高さ) | 46.7×37.1×19.9(高さ) | 47×37.4×30(高さ) |
生産国 | 日本 | 日本 | 日本 |
主な材質 | ポリプロピレン | ポリプロピレン | ポリプロピレン |
※掲載しているサイズは、個体差等により若干の誤差がある可能性がございます。
キャンプ道具の収納例
サイズ感をイメージしやすいように、道具の収納例をご紹介します。なお、収納例は19Lサイズ(品番:HB-25)のみになります。
1つ目の収納例です。食器や料理道具をいれました。(重さ:4kg)
ソロなら余裕をもって収納できるサイズです。
2つ目の収納例です。薪をいれました。(重さ:7kg)
薪一束が収納できます。薪の種類にもよりますが、一束あれば2~3時間くらい焚火が楽しめます。1泊もしくは2泊くらいの量が収納できます。
コンテナにいれて運べば、クルマが木くずで汚れることもありません。
メリット
安心してガシガシつかえる理由を説明します。
このコンテナには、つぎのメリットがあります。
- 頑丈なので、安心してつかえます。
- 安定感があるので、荷崩れしにくいです。
ひとつずつ解説します。
頑丈なので、安心してつかえます。
キャンプ道具は、思いがけず壊れることがあります。道具を落としてしまった、気づかず踏んづけてしまった、こどもが壊してしまった、そんなことがアウトドアではよく起こります。
上の写真は、わざとらしさモリモリですが(笑)キャンプをしているとこんなことも起こりえます。
コンテナが壊れると、荷物が収納できません。キャンプ中に破損したら悲惨です。そんな事態を避けるためには、頑丈なコンテナをつかいましょう!このコンテナは、底面の補強や縁の構造が工夫されているため、とても丈夫です。
丈夫な証拠に、工業製品の輸送につかわれることが挙げられます。もともとは業務用の製品で、カラーのみ変更してアウトドア用に販売されています。
出典:リス株式会社
製造元は「リス」という業務用プラスチック製品の大手メーカーです。
トランクカーゴという、キャンパー御用達の収納も実はこのメーカーが生みの親です。
話が脱線しましたが、業務用として実績豊富なコンテナです。業務用のコンテナは、工場内でハードに使われたり、時には雑に扱われることもあります。そんな環境下で活躍するコンテナですので、ちょっとやそっとのことでは壊れないタフさをもっています。
安定感があるので、荷崩れしにくいです。
コンテナ同士を重ねても、安定感があります。クルマでの道中の荷崩れを防げます。安定感がないと、キャンプ場まで荷物が気になり、集中して運転できません。安全にキャンプ場までのドライブを楽しむには、安定感のあるコンテナをつかいましょう!
先ほども説明したとおり、このコンテナは業務用です。工業製品の大量輸送につかわれるので、安定は当然求められます。
この安定感が、キャンプでもいきるわけです!
デメリット
どんな商品にもデメリットはあります。それが受け入れられるかどうかが大切です。デメリットも理解した上で、失敗のない収納選びをしましょう!
このコンテナには、つぎのデメリットがあります。
- 持ち手にクセがあります。
- 天板の値段が高すぎます。
ひとつずつ解説します。
持ち手にクセがあります。
このコンテナを持つときは、金属の棒か、コンテナのふちを持ちます。ただし、どちらも持ちにくいです。金属の棒は、回転する構造になっているので、持ち運ぶときとグラグラ動くので使いづらいです。
コンテナのふちは、せまいので手が痛くなります。
金属の棒は、走行中の振動で揺れてガチャガチャと音を立てます。気になる方はいるかもしれません。
天板の値段が高すぎます。
コンテナに天板をのせるとテーブルとしてつかえます。キャンプ場では、ちょっとした小物をのせたりできるので便利です。ただし、公式の天板は値段が高すぎます。小さい方の19Lサイズでも、8,000円超です。どうやら、質感にこだわり、塗装を2重にするなど、工夫されているようです。
私は天板を自作しました。ホームセンターでサイズを伝えて、カットしてもらうだけですが笑。1200円程でした。正直、木の風合いがあるテーブルのほうがキャンプ場にはマッチする気がします。
天板があると、とても便利です。
収納としての評価
つぎは、収納としての使い勝手を評価します。荷物を収納して、キャンプ場まで運び、荷物を保護するのが、収納の役割です。
メリットとデメリットがわかったところで、つぎは収納としての実力をみてみましょう!
収納力、運搬力、保護力の3項目を評価します。評価は、客観性が重要です。客観性を確保するために、私の主観は可能な限り排除しています。基本的に収納のスペック(数値)を、独自の方法で計算して、評価をつけています。また、当サイトで紹介している収納同士を比較しやすくするために、全ての収納に統一した方法で評価をつけています。
総合評価 | 3.52 |
---|---|
収納力 | 3.68 |
運搬力 | 3.53 |
保護力 | 3.34 |
収納力、運搬力、保護力について、評価の内容を解説します。
収納力 ★3.68
収納力とは、つまり「整理のしやすさ」や「荷物の取り出しやすさ」です。収納力が高いと、つぎのようなメリットがあります。
- ほしい荷物をすぐに見つけるので、一つひとつの作業が時短できて、ゆったり過ごす時間を多くとれる。
- 収納の中で荷物が散らかりにくいので、ストレスが減る。
- 荷物が収納しやすいので、荷造りや片付けを時短できる。
この商品の「収納力」は、○(ふつう)です。フタがない分、荷物を取り出しやすいことです。ただし仕切りがないので、ちいさい荷物を収納するときは、荷物が行方不明にならないような工夫が必要です。下の収納例では、100均のゴミ箱を仕切りにつかっています。
運搬力 ★3.53
運搬力とは、つまり「持ち運びのしやすさ」と「クルマへの積みやすさ」です。運搬力が高いと、つぎのようなメリットがあります。
- 荷物を運ぶ労力が減り、疲れにくくなるので、キャンプを思いっきり楽しめる。
- クルマへの荷積みで悩まなくなるので、出発時間や撤収時間に焦ることがなくなる。
- 荷崩れしにくくなり、安心してキャンプへいける。
この商品の「運搬力」は、○(ふつう)です。デメリットでも説明したとおり、持ち手が独特なので、持ち運びは△です。一方、コンテナは縦に重ねてもズレにくく、安定感があるのでクルマへの積みやすさは○です。
保護力 ★3.34
保護力とは、つまり「水、汚れへの強さ」と「衝撃への強さ」です。保護力が高いと、つぎのようなメリットがあります。
- 大切な道具を、安心して持っていくことができる。
- 突然の雨など、天候が変化しても荷物を守れるので、焦る必要がない。
- 道具が汚れにくくなるので、片付けも簡単に済ませられる。
この商品の「保護力」は、○(ふつう)です。底や側面から汚れが入ることはないので、地面に直接置いても問題ありません。プラスチックなので、水が染み込んだりすることもありません。しかし、フタがないので雨には弱いのでご注意ください。また、丈夫なつくりなので、衝撃へのつよさも備えています。
他のコンテナとの比較
つぎは、他のコンテナと比較してみよう!比較することで、この商品の「長所」と「短所」がしっかり理解できるよ!
比較したコンテナ一覧
スローワー エストリル | |
キャプテンスタッグ ショルダーコンテナ | |
スノーピーク シェルフコンテナ | |
アイリスオーヤマ おりたたみコンテナ | |
アッソブ スタッキングコンテナ | |
キャプテンスタッグ CSクラシックス木製BOX | |
スローワー バスク |
比較結果
比較項目 | 順位 | 詳細 |
---|---|---|
収納力 | 4位 /7種類 | ★3.68 |
運搬力 | 5位 /7種類 | ★3.53 |
保護力 | 1位 /7種類 | ★3.34 |
安さ | 5位 /7種類 | ※1 |
頑丈さ | 4位 /7種類 | ※2 |
軽さ | 5位 /7種類 | ※3 |
保護力に優れています。メリットでも紹介した業務用にもつかわれる「タフさ」「耐久性」が影響しています(※4)。他の項目は、おおむね中位で目立った項目はありません。バランスがとれていて欠点がないといえます。
「バランスのよさ」と「タフさ」が、このコンテナの売りですね。
※1 価格を容量で除した値(=容量1Lあたりの値段)で比較
※2 耐荷重を容量で除した値(=容量1Lあたりの耐荷重)で比較
※3 重さを容量で除した値(=容量1Lあたりの重さ)で比較
※4 タフさがあるはずなのに「頑丈さ」の順位が4位と芳しくありません。この理由は、当ブログの「頑丈さ」の項目は「耐荷重」のみで比較しているからです。本来は「剛性」や「耐久性」を含めるべきですが、数値化が難しいため、簡易的に商品の耐荷重のみで比較しています。ご了承ください。
気になる点のQ&A
購入するにあたって、気になる点をQ&A形式でご紹介します。
Q
販売元のアッソブ(AS2OV)は、どんなブランド?
A
バッグブランドのデザイナーチームが立ち上げた会社(UNBY株式会社)のブランドのひとつが、AS2OV(アッソブ)です。AS2OVは、デザイン性と機能性を合わせたバッグが主力商品です。キャンプ用品も扱っており、エプロン・薪バッグなどが販売されています。
外国のブランドっぽい名称ですが、日本の会社です。
会社名のUNBYとは、塩梅(あんばい)に由来しているそうです。「ええ塩梅」とは、程よいといった意味で、バランスのとれた程よい製品づくりをコンセプトにしているそうです。比較の項目で説明したとおり、スタッキングコンテナもバランスの取れた収納なので、そのコンセプトがしっかり反映されています。
Q
もともと業務用のコンテナだったの?
A
詳しく説明すると、もともとリス株式会社にHBコンテナーというシリーズの商品があります。この商品は工業用で、工場の生産現場で製品を大量に輸送するためのコンテナです。そのコンテナをAS2OVが独自のカラーでリスへ発注し販売している、というわけです。
色以外はまったく同じなので、耐久性や輸送に優れたコンテナといえます。
出典:リス株式会社
Q
女性目線での評価は?
A
頑丈さがウリで、重たいキャンプ道具を入れてもへっちゃらです。フタがないので不便かと思いましたが、スタッキングできて物が取り出しやすい!
薪入れとしても便利です♪
結論
頑丈で耐久性に優れ、アウトドアのハードな使用に最適な「スタッキングコンテナ」をご紹介しました。
メリット
頑丈なので、安心してつかえます。
安定感があるので、荷崩れしにくいです。
デメリット
持ち手にクセがあります。
天板の値段が高すぎます。
多少雑に扱っても、破損する心配がすくないので、長くつかいつづけられます。そういった意味では、お財布に優しいコンテナとも言えます。また、つみかさねても安定するので、道中での荷崩れを心配せず、キャンプ場までのドライブを楽しむことができます。
2022年2月に「57Lサイズ」が登場しました!いままでになかった深さのあるサイズで、よりおおくの荷物を運ぶことができます!
このコンテナは、たびたび品切れになり再入荷待ちがありました。「入荷待ちで、キャンプに間に合わない…」とならないように、ほしいサイズ・カラーの在庫があるならすぐ買うことをおすすめします。
ほしい商品の在庫があるか、下のリンクからチェックしてみましょう!
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